軽い言葉

世の中には色んな創作物があって、それを色んな人が色んな解釈をして楽しんでいます。

僕は作曲をして、色んな人に聴いて頂いて、色んな意見をもらっています。

 

自分の作ったものに対する意見は、良いものも悪いものもどちらもありがたいです。

いつもアドバイスくれる皆、本当にありがとう。

 

 

ですが僕がどうしても許せないことがあります。

 

それは、作品を『よく考えもせずマイナス評価する』ことです。

 

僕はこの世に生まれた作品には何かしらの意味があると思っています。

1人以上良い評価する人がいる作品なら絶対。

1人でもいれば、必ず何かしらの良い部分がある。

 

 

ある人が「いいね!」と言ったものを、そばの人がよく考えずに速攻で「全然よくないでしょ」とか軽い感じで言っている人がいるとイラっとするわけです。

自分が全く関係ないんだとしてもイラっとします。

自分が高評価しているものだとしたらさらにイラっとします。

 

お前はそんなに偉いのかと。

お前はその作品とちゃんと向き合ったことがあるのかと。

それを作った本人の前でも言えるのかと。

作った人の気持ちと好きな人の気持ちを考えたことがあるのかと。

 

とにかくイラっとします。

 

 

批判するということは、その作品に踏み込むということです。

踏み込むからにはその言葉は重いはずです。

作品を悪く言うなら作った本人の前で言えるくらいの覚悟と考えを持っていてほしい。

 

僕は作品をマイナス評価するときは必ずよく考えて向き合ってからしるようにしています。

興味が向かない作品に出会ったときは何も言いません。

だって、それには僕が知らない、僕では感じ取れない素晴らしさがあるかもしれないわけです。

そんな状態で口にする言葉はないでしょう。

 

ちなみに「興味ないからいいや」っていうのは許せます。

だってそれは、その作品に踏み込むつもりがないじゃないですか。

興味ない人は感性の違いでどうしようもないし、意見にもなってないんでいいんです。

(「興味ない」の言い方に悪意がこもっていた場合はアウトです。)

 

あと、軽い気持ちで「いいね!」と高評価するのは許せます。

良い評価ならその後その作品と向き合う可能性があるから。

 

 

僕はマイナス評価がなくなればいいと言っているわけではありません。

むしろマイナスの意見が言われなくなってしまうと創作の世界は進展しないでしょう。

だからその作品と向き合った上で出てくるマイナス評価はとても大事だし、それを作家はちゃんと受け止める必要があると思います。

さらに言えば、受け止めるに値する正直なマイナス評価っていうのはもっと増えたほうがいい。

 

 

ただ、ヘラヘラと、何も考えず軽い気持ちで言えることじゃない。

 

 

 

 

「何か良いところがあるはずだ」と考えられるようになると、今まで興味がなかった創作物から何か発見があるものです。